まる赤妊娠日記
妊娠9ヶ月(32-35週間目)


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◆32週間目  妊娠した友人へ◆

妊娠したって?ほんまー!なんということだ!おめでとう!!

3月出産やったら、私と5ヶ月ぐらい違うわけやな。ぬぬぬ・・・
すごい不思議やと思わん?そっちの3兄弟と私の3姉妹って、みんな同じ学年やんか。ほんで子供までおんなじ学年になるわけか。どうなってんのー?
まあ、住んでるとこが離れてるから、子供連れで遊びに行くってことはなかなか難しいかもしれへんけど、私らの子供同士もいいお友達になれたらええと思わん?

つわりなくって良かったね。仕事、続けるのなら、身体によくよく気をつけて、ちょっとでもしんどかったら大袈裟にしんどがって休ませてもらいや。なるべく長いことお腹の中に赤ちゃんおるほうが、出てきたとき問題少ないらしいし。私は、妊娠3ヶ月(12週目くらいかな?)のときに、仕事やめてしまったけど、かといって実家に帰れるわけでなく、家で一人ぼっちで何ヶ月も過ごすのは、あまり精神的によくないです。でも、スーパーの立ち仕事は疲れるので、帰宅後は寝たきり主婦状態だった・・・。

旦那さん、どうしてはる?一緒に「母親学級(両親学級っていうのかな?)」行ってる?
昨日、久しぶりに家族から電話があってんけど、日本はえらい暑いらしいな。冷やしたらあかんっていわれるけど、暑いのもかなんやろ。もうしばらくの辛抱、秋になったらさらに食欲も出るやろし、過ごしやすくなるし、身体も気も楽になるんちゃう。安定期になったら、ちょっと遊んどきよー。レストラン行ったりして。

私のほうは、ただ今妊娠32週目。でかいでー、腹。マタニティウェアのつもりで始めの頃に買ったぶかぶかズボンは、もう入りません。ちょっと目測を誤ったかな、って感じ。
赤ちゃんグッズは、まだ買ってないねん。予算も限られてるし、どれを買ったらええかわからんし、バーゲンになるのを待ってたりしてると、あっという間に日が過ぎてしまった。

また、経過教えてな。日本で出産するのと、こっちでするのと、ちょっと違うかもしれんし、同じかもしれん。
無理せんように、ゆっくりゆっくり動きよ、こけたらあかんで。
お互い、うまいこといったらええなあ。

◆32週間目  友人へ◆

私は、元気にしてます。
すんげー腹をかかえながら・・・。ぐにょぐにょ腹の皮が動く様子は、ほとんど「エイリアン1」のシーン(腹の中からエイリアンの子供が飛び出してくるやつな)そのもの。 こんなんなるとは想像してへんかったよー代わってーなどと旦那に泣き言いってます。

◆33週間目  実家の妹二人から  (31週間目に送ったビデオ到着)◆

ところで、昨日、ビデオがついたので、鑑賞しました。
それにしても、でかい腹だとつくづく思いました。ホントに双子じゃないのか?
ポンプでふくらましたみたいだ。妊婦はまともに見たこと無いので、新鮮だったよ。

ビデオ見た。初めのうち「自然が多くて良いところやな」
とみんな感心したりうらやましがったりしてた。
お姉ちゃんが腹を出したところでみんな「・・・・・」となってた。
しばらくして「でかいな〜」とか言ってた。と、同時に「オイオイ・・・」とかいう声が。
ま、あと一ヶ月ちょい。ん?一ヶ月半かな?そんぐらいで出てくるわけやな。なるへそ。

◆33週間目  夫から夫の姉へ(夫の両親渡米!滞在中)◆

まー、妊婦一人に年寄り二人だから ちょうど三人のリズムが合うみたいです。
お互いに他人をいたわりあっています。 横で見ていて少し面白いです。 道を歩くのも、三人でよたよた歩き、道をわたる時は、はらはらさせられます。 前々日は、夜中に三人でトイレに交代で行っていたそうです。  妊娠してトイレが近いのと、歳をとってトイレが近いのとで 二度ぐらい、妻 父 母の三連続でトイレを流す音を聞いていたのですが、実は4時間ぐらい続いていたらしいのです。 僕はその前夜に、母の時差ぼけに付き合って、夜遅くまで起きていたのでぐっすり寝ていました。 今は、三人とも疲れて寝ています。 これだけ行動が似ていると、仲良し三人組みになるのでは?

◆34週間目  実家へ◆
今朝、電話した直後、舅姑夫の3人組みはボストンへ出発しました。
途中に私の出産病院があるので、出産室などを見学したようです。

我が家に5泊しはってんけど、始めの三日間は私もほとんど一緒に行動しててんけど、車から降りて歩き出すと、どうしてもついていけず、みんなに気を遣わせてばかりなので、昨日今日はお留守番してます。

一日目に、近所へ赤ちゃん用品をお買い物に行って、お義母さんにいろいろ買ってもらいました。少し買い始めてはいたものの、あまり十分に準備できている状態ではなかったので、こらあかんわ・・・と思わはったのかもしれません。
赤ちゃんの下着、病院から連れて帰るときの外着、バスタオル、よだれかけ、紙おむつ(布おむつもあったけど、おむつカバーが見つからずパス)、おしりふき、など、こまごましたものを中心に。アメリカの方が安い(多分)のと、専門店ではなくスーパーのようなところで買ったのとで、金額にすると約1万円ほどになったのかな?
でも、今日3人でボストンに向かう途中にトイザラスの姉妹店ベビーザラス(赤ちゃん用品専門店)があって、夫はそこに両親を連れていったそうです(魂胆見え見えやけど)。ほんで、またそこで何かを買ってもらったようなことを電話で言ってました。日本から送ったろかーという話しも出たけど、送料もばかにならないし、アメリカで手に入るものをわざわざ送ることもない、という結論に。

それと、9月5日には、夫の友達が、「ベビーシャワー」というものをしてくれることになりました。
これは、アメリカの習慣で、妊娠中に友達が集まってパーティを開いてくれるねんけど、赤ちゃん用品をプレゼントしてくれる場でもあります。参加するのも主賓になるのも初めてのことなので、よくはわからないけど、何かもらえるらしい、ということです。

道を歩いている時、ヨタヨタヨロヨロと後れがちな私を一番気遣ってくれていたのはお義父さんで、お義母さんは、お腹がつかえて皿洗いしにくいのを見て、代わってくれたりしました。お義母さんには、赤ちゃんの世話とか、夫を出産した時の話とか教えてもらいました。

日本からわかめに加え、「バルーン」という妊婦さん雑誌を2冊もってきてくれたのですが、こまかいことがいろいろ載っていて、感心したり不安になったり。
日本では随分「体重制限」に気を遣うようですね。体重増加は8キロ以内に押さえなければ、「難産必至」って感じ?アメリカでは、25ポンド増ぐらい(11,5キロぐらい)が標準で、あまり体重が軽いと「低体重児」で問題が多いという考え方です。やせてる人ほど体重は増えるべき、とかも言います。私は現時点で約25ポンド増えてるので、後1ヶ月あることを考えると食べ過ぎ注意やなあ、と少しびびってるのですが、日本の標準から見ると、すでに「太りすぎ」「妊娠中毒まっしぐら」状態です。暗示にかかったのか、今朝は手がパンパンにむくんでました。
どうしたらいいのか混乱します。お腹空くし、ダイエットはしたらあかんって言うし・・・。
お義母さんは、ほとんどお腹出なかったし胎動もあまりなかったそうなので、余計、私のでかさと赤ちゃんの暴れまくりにびっくりしたようです。帝王切開やろか、とすごく不安・・・。

29日、30日、と二晩ボストン泊の予定ですが、疲れて早産したらあかん、という意見もあり、行きたいけどどうしよう、と迷ってます。疲れてんのか、眠たいだけ(夜中5,6回トイレに起きるから)なのか、自分でも判断つきません。今のところ、行くつもりです。

◆34週間目  実家へ◆

やはり、ボストンへ行きしなに赤ちゃん用品を買ってもらったようです。今回は、厚めのマット、キルティング地のブランケット(毛布)、おもちゃ一つ、哺乳ビン、カーシートにつけて赤ちゃんの頭を固定させる枕みたいなやつなど。
後、新生児用赤ちゃん用品で必要かな、と思われるものは、新生児用紙おむつと紙おむつ用ごみ箱、爪切りとかベビーバスですが、これらはアメリカで近いうちに買うことにします。

ところで、日本から送って欲しいものは無いのかと電話で聞かれて、無い、と言いましたが、今日入院準備をしている時にいるものが出てきました。

日本の夏によく使う「うちわ」(浴衣に差し込んだりするやつ)二つと、出産後にお腹を元に戻すためにつけるパンツみたいなやつ(産後すぐサポーター、ウエストニッパー、産後ひっこめショーツとかいうやつ)があれば、欲しいです。英語で産後サポーターのことを何と言うのかさえわかりません。母親学級でも、本にも何も書かれてないので、腹帯と同じく日本独特の習慣なのかな?と思うのですが、お義母さんに「こんなに大きなお腹やったら、出産後しっかり引っ込めなぶよぶよになってしまうかも」などと言われてしまったので、危機感を感じております。
もし見つからなければそれはそれで良いので、連絡してください。いろいろ頼んでごめんなさい。

それから、昨晩電話で腹帯は夜もつけたままにすべきだと聞いて、遅ればせながら一日中つけたままにし始めました。効果あるやろか?

ではでは。
30歳になった(ひえー!!)まるより

◆35週間目  実家へ◆

今日、35週目の定期検診がありました。
3週間で3ポンド(約1,3キロ)増えました。
ほんで、子宮底長は3センチ増え、35センチになりました。日本とはかりかたが違うのか、それとも私がでかすぎるのかわかりませんが、日本の雑誌に載っている体験記などと比べると、やはり少し大きいような気が。
それで、とても気になるので、先生に「でかすぎないのか?」と毎回聞くのですが、今回も「パーフェクトだ」と言われたので、先生がいいというならいいのだろうと考えることにしました。

今日は、いつもの尿検査、血圧、胎児の鼓動に加え、血液検査もすることになったのですが、前回と同じく、またまたやりなおしやりなおしで、結局3回も腕に穴をあけられてしまいました。
始めの看護婦さんは、「血管が奥の方にある」とか言って、1回目は血が出てこず、2回目は別の腕でしたけど十分な量が出てこず、仕方ないので別の場所にある検査場のような所へ行かされました。そこでは一発で血が出たけど、血管を探すのに随分慎重に腕を叩いてはりました。今までこんなに血が取りにくかったことはなかったのに、一体どうしてしまったのだ、と不思議。低血圧のせいかなあ。

ここ1週間ほどの間に、赤ちゃんが少し下がったようです。
ほんで、歩くたびに尾てい骨がカクカクと鳴ります(気持ち悪い)。先生は、出産に備えて骨がゆるんできただけで、心配ないとのこと。
それにお乳の先に「コロ・・・」なんとかいう名前のもの(母乳の前触れみたいなもの?)が付き始めました。白くて、のりが固まったような感じのものです。シャワーを浴びても取れないのですが、爪でこそげ落としても放っておいてもどちらでも構わないと言われました。放っておくと、母乳が出ないのでは?と疑問ですが、こそげ落として血でも出たらこわいなあ、とも思うし。

来週から、毎週定期検診があり、内診も始まります。子宮口の具合などを調べるそうです。
もう、いつ産まれても赤ちゃんは生きていけるそうなので、少し安心しました。
もし、予定日通りに出産となると、先生の結婚記念日だそうなので、もしかしたら別の先生になってしまうかも・・・それはいやだなあ。希望としては、9月の25日とか28日とかがええねんけどなあ。夫は10月10日の体育の日がいい、と言ってるけど、そうすると予定日を過ぎるので、ただでさえ大きく育ちすぎ?と思って不安なのに、過熟児状態になるんちゃうかと大反対しています。
それから、入院の準備はほとんど出来ました。忘れ物はきっとあるだろうけど、2日しか病院におらへんし、必要なものは大抵病院にあるだろう、とお気楽です。手続きの書類だけ面倒だなあ。

◆35週間目  実家へ◆

昨夜、トーリーさんとオフェリアさんという私たちの友人が、「ベイビーーシャワー」のパーティを開いてくれました。

参加したこともなければ主賓になったこともないので、少し緊張してワインなど持っていったのですが、至ってアットホームな雰囲気で、ホットドッグやハンバーガーのバーベキュー、チーズやクラッカー、ポテトチップスなどなど用意してくれていて、1月に産まれた赤ちゃんを含め合計10人が私たちの出産(予定)を祝ってくれました。

ほとんどが夫の職場の人でしたが、あまり面識のないような感じの人まで来てくれていて、みな思い思いにおしゃべり。8ヶ月の赤ちゃんは、とてもかわいらしく、青い目で金髪(色が薄いから毛がないようにみえる)の女の子で、ニコニコしてご機嫌でした。途中2回しゃべりながら母乳をあげ、帰る前にはオムツも替えたりして、私はまじまじと見てしまいました。

1通り食べたところで、プレゼントを開けることに。あらかじめ、何があって何がないかを電子メールで知らせてあったのですが、プレゼントは大きなもの一つだろうとの予想を大きく裏切り、大箱二つに、参加してくれた個人からもあれこれとプレゼントがあって、びっくり。参加できなかった人からも、カードがあって、多分その人たちはいくらかづつお金を出してくれたのだろうと思います。

ほんで、一つ一つ、箱を開けては「キュート」とか「グレイト」とか「ナイス」とか、感想を述べて、くれた人に「サンキュー」と言うわけです。夫は横で誰から何を貰ったかメモを取るのに忙しく(出産後にお礼状を出すため)、せっかく持っていったカメラを撮るのを忘れてしまってました。

貰ったものは、子供用カーシート、電動ゆりかご(結構激しく動く・・・酔わへんのやろか?)、だっこひも、アライグマのぬいぐるみ、バスタオルやシャンプー・プカプカおもちゃなどのお風呂セット、靴下、半年後に着る服、絵本、など、思いがけずたくさんでした。それでもダブったものはなく、こんなに赤ちゃん用品が揃えられるなどとは思ってなかったので、とても喜んでいます。アメリカらしく、レシートも一緒にくれて、「もし気に入らないとか合わないとかあれば、取り替えてもらえるように」とのこと。ただし、レシートには「ギフト」と書かれていて、値段は書かれていません。

みな、とても優しく、「家族はアメリカにいないのか?」「いない」と言うと、「私たちを家族と思ってね」などと言ってくれたりして、嬉しかった。
そのうちに一人、二人と帰り、パーティ会場に家を提供してくれたトーリーさんとオフェリアさんの二人のみになり、残ったケーキとかチーズとかチップスをお土産にもらって、お礼を言って、10時半頃帰りました。

家に帰って、翌日、プレゼントを並べてみました。
赤ちゃんも少し下がってきたし、だんだん赤ちゃんを迎える準備が出来てきたし、ああ、もうすぐやなあ、と実感がわいてき始めました。赤ちゃんは相変わらず活発に動いていて、元気なのは嬉しいけど、へその緒からまらへんかしらん?と心配です。オシメとか、お乳とか、お風呂とか、上手に出来るやろうか?心配は尽きませんが、これまでの所、妊娠前に想像していたより遥かに順調なので、ま、なんとかなるやろう、と気楽に考えるようになってきました。

どんな赤ちゃんが出てくるのか、楽しみです。

◆35週間目  夫から夫の実家へ◆

こちらはさして変わりは、ありません。 妻も赤ちゃんもとても元気です。ただ赤ちゃんが下へ降りてきたので、いつもお腹がすいて、トイレに行ってばかりという状況です。 毎朝と毎夕 妻と散歩に出るようにしていますが、10分程度でトイレに行きたくなるのでとても短い散歩です。
今朝病院から電話がありました、血液検査の結果、貧血が直っていることがわかりました。

三日ほど前に、友人がパーティを開いてくれ、プレゼントに電動で揺れる赤ちゃんの椅子を貰いました。 病院へもって行く荷物も揃ったし、用意はほぼ終わりました。
ベットの準備も出来たし、後は当日を待つばかりです。

◆35週間目  義母より◆

できれば朝30分でも二人で散歩されることをお勧めします。歩かないとお産が遅れてえらいかもしれません。
それから、陣痛が始まったらばたばたしないこと、ばたばたして破水してしまうとこれもまたえらいめにあいます。色々勉強しておられるし、こちらとは随分違った指導のようですので、あまり言わない方が良いかとも思いますが乳房の手入れはそろそろしたほうが良いのではないかと思います。赤ちゃんの吸てつ力が強いと(元気そうなので多分強いと思います)硬い所が破れて血がでたりして痛い目にあいます。弱いとお乳が出ません。いずれにしても柔らかくしておかないといけないので、私は産み月にはいった人にはお父さんに吸い出してもらいなさいと指導していました。

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