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アメリカ大陸最大規模の象アザラシ繁殖地「アニョ・ヌエボ」ガイドツアー体験談!

◆アニョ・ヌエボ・ステート・パーク(象アザラシ繁殖地)
Ano Nuevo State Park


ガイドツアーのオンライン予約(10月半ば〜予約受付開始)

グーグル地図:  1 New Years Creek Rd, Pescadero, CA 94060

行き方地図:
サンタクルーズの Bay St & Mission St からだと、
Mission St(1号線) を北上、約30分で左手に小さい看板(見つけにくい)がある。サンタクルーズと Half Moon Bay との中間。

期間: 12月中旬〜3月末(まるちゃんお勧めは1月中旬)

料金(2021年9月の時点): ツアー1人約11ドル、車1台10ドル、4歳以下無料。
悪天候・遅刻・欠席・キャンセルでも返金なし。


徒歩往復約2時間半、3マイルのガイドツアー。

◆◆チェック事項◆◆

冬の週末ガイドツアーは要予約一瞬で満員になるので約2ヶ月前には予約を。

◆どうしても行きたい場合は、平日または春夏秋を狙えばすいてますがガイド無し。ガイド無しは初心者さんにはお勧めしません。

◆周辺にレストランや自動販売機がないので、水やオヤツの用意を。

◆ビジターセンターのお土産物屋さんは早く閉まるので、夕方遅くのツアーの場合は欲しいものがあれば先にゲット。

◆雨天決行。傘は不可なのでレインコート。ガイドツアー期間中はサンタクルーズの雨季です。

ペットは駐車場の車内も含めて禁止。

トレイル上を歩く。道端には触れると激しくかぶれるウルシ系植物で3枚葉のポイズン・アイビー(アメリカ生活情報 なんだろなアメリカ様)が生えています。

◆未舗装の細道にはぬかるみや砂丘があり、ストローラー不可

歩きやすい服装&風が冷たいので重ね着双眼鏡とカメラ持参で。


◆◆ツアーガイドさんと合流後の注意点◆◆

◆ガイドさんに絶対服従

グループごとにくっついて行動し、前の人との間隔をあけない。

◆写真撮影中でも、グループが動き始めたらすぐ撮影中止。

ガイドさんの後ろを歩く。

大声や派手な身振りはダメダ〜メ。

◆ちびっ子と手をつなぐ(またはヒモつける)。

◆戦闘モードの象アザラシは人間より素早い!最低8メートルは離れて。

◆石・植物・生き物・貝殻などの持ち帰りは法律で禁止されてます。

ツアー中は飲食禁止。ビジターセンターのピクニックテーブルへ帰るまで我慢のことアルヨ。


2007年1月28日(日)10時のツアーに行ってきました。(通算3回目)


今回は、お友達一家と一緒にゴウ!
チケット予約開始と同時に取ってくださったので、いい時期の週末ゲット。感謝!

9時にサンタクルーズを出て、9時半にはビジターセンター着。

ビジターセンター
ビジターセンターは小さい。

アニョ・ヌエボ保護区で見られる野生動物や、昔周辺に住んでいたネイティブ・アメリカン(オローニー・インディアン Ohlone )の生活道具や、約70年前まで付近で大牧場を営んでいたスティール家の説明などが展示されている。

テレビモニターでは、象アザラシの様子が生中継
ぎょーさんおるで〜!
テレビそばの壁には、象アザラシの生活史を説明した表。

お土産物屋さんでは、ここでしか手に入らないアニョ・グッズ(象アザラシ柄のパーカーとか・・・)など。


時間になると、ビジターセンター外へ一旦集合。
ガイド小屋までの道順(左折&左折で30分以内に着けってやつ)を聞いて、いざ出発!
ビジターセンターとガイド小屋との間の道
「おっかーをこーえーいっこ〜よー♪」口笛吹きつつ、歩く歩く↑
空がでかい!

途中に、ブラウン・ペリカンが飛び交う池。真上をフォ〜と飛ぶ。

この池には牛蛙(なつかしい)とか、ガータースネイク蛇なんかもいるらしい。

草原には、ワシ・タカ・ハヤブサ・ウズラ・ウサギ・ネズミ・コヨーテ・鹿などの野生動物もいるので、見つけられたらラッキー!

ガイド小屋外観
ガイド小屋についたら、右手にトイレあり。
ここでビジターセンターでゲットしたチケットを渡して、ガイドツアー開始

ガイドさんは、数回立ち止まっては、アニョの歴史や動植物の説明をしてくれる。

ビジターセンターと繁殖地の距離感
泥道が、砂利になり、砂地(↑上の写真の下部の黄色い帯)になったら、繁殖地まではもう一息。
耳をすますと、オスの鳴き声。聞いたこと無い変な音なのだ。


当日の象アザラシの配置によって、繁殖地の砂丘で歩くルートが変わる。
象アザラシとの距離感
象アザラシと人間との距離感としては最短でこんな↑感じ。

高台からの眺め
どっちにしても、↑上の景色が見える高台が、一番多くの象アザラシが一挙に見えるスポット。

上の写真のアイランド上に家があって、その周辺を双眼鏡でよく見ると、多数のアザラシが!

ガイドツアー中
↑ガイドさんのお話を聞くグループの皆様。

アニョ周辺の荒波や地形のため船の難破が続き、1872年にアイランド上に霧笛が設置された。
1948年にオートマティック・ブイ(これも双眼鏡で見える)を設置してからは無人島になり、アイランドはアザラシのものに。


象あざらしベイビー
繁殖期には、5千頭以上の象アザラシ(ノーザン・エレファント・シール Northern Elephant Seal)が集まる。

まずオスが上陸、11月ごろにはボス決めの決闘、次に妊娠中のメスが来て、1月中旬〜約1700頭の赤ちゃんが生まれるらしい。

オスは5千ポンド(約2.5トン)ほどで、鼻がどれ〜ん!としている。
3月初めごろまでには、交尾を済ませた親は海へ戻り、赤ちゃんだけが残される。

今回は、1月中旬に行ったので、上の写真のようにほぼ全てのメスが赤ちゃん連れ
交尾中のペアもいた。
運が良ければ、出産シーンに出くわすこともあるとか。


ガイド小屋まで戻ったら、グループは解散。
好きなペースでビジターセンターまで戻ります。

夕方のツアーだと、ネズミやウサギがトレイルの近くへ出てくる可能性大。
心の眼で探してね!





ツアー後にちょっと一休み。
ビジターセンター外のピクニックテーブル
ビジターセンターのピクニックテーブル↑の奧から、
ビーチへと降りる短いトレイル↓あり。
ビジターセンターからビーチへ降りる階段
↑写真の階段を降りるので、ストローラーは不可。
引き潮時(Low Tide)で時間があるなら、お勧め。


丸太で橋を作る
↑こんな風に流木がたくさん転がってて、子供たちは長〜〜〜いこと橋作りに熱中。

橋作り
アザラシ見物より喜んでたような・・・。


ポトン・・・って落ちてる象アザラシと父たち
ビーチには、はぐれ象アザラシがポトン・・・ポトン・・・って感じに落ちてます。

この短いトレイルはツアー料金いらないし、ひとけも少なく、ナイスでグウなのんびりビーチだと思います。


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サンタクルーズの観光地>アニョヌエボ象アザラシ体験談
2007年2月10日作成→2021年9月5日写真追加とサイズ変更